令和 4年 12月
定例会(第4回)
令和4年第4回
西海市議会定例会議事日程(第4号)
令和4年12月9日(金) 午前10時開会(
日程第1
議案第62号から
日程第19
議案第80号までの19
議案一括上程)
日程第1
議案第62号
西海市職員の
定年等に関する
条例等の一部を改正する
条例の
制定について
日程第2
議案第63号
西海市職員の給与に関する
条例等の一部を改正する
条例の
制定について
日程第3
議案第64号 財産の取得の変更について
日程第4
議案第65号
西海市立保育所条例を廃止する
条例の
制定について
日程第5
議案第66号
西海市
次世代育成支援対策地域協議会設置条例の一部を改正する
条例の
制定について
日程第6
議案第67号
西海市
林業振興基金条例の一部を改正する
条例の
制定について
日程第7
議案第68号
西海市四
本堂公園の設置及び管理に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について
日程第8
議案第69号
西海市
福島地区総合交流促進施設の設置及び管理に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について
日程第9
議案第70号
西海市伊佐ノ
浦公園の設置及び管理に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について
日程第10
議案第71号
公有水面埋立に係る意見について
日程第11
議案第72号
令和4年度
西海市
一般会計補正予算(第7号)
日程第12
議案第73号
令和4年度
西海市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第13
議案第74号
令和4年度
西海市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第14
議案第75号
令和4年度
西海市
交通船特別会計補正予算(第2号)
日程第15
議案第76号
令和4年度
西海市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第16
議案第77号
令和4年度
西海市
水道事業会計補正予算(第1号)
日程第17
議案第78号
令和4年度
西海市
工業用水道事業会計補正予算(第1号)
日程第18
議案第79号
令和4年度
西海市
下水道事業会計補正予算(第1号)
日程第19
議案第80号
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について(
日程第20
議案第81号から
日程第22
議案第83号までの3
議案一括上程)
日程第20
議案第81号
工事請負契約の締結について(
下岳地区地すべり災害復旧工事)
日程第21
議案第82号
令和4年度
西海市
一般会計補正予算(第8号)
日程第22
議案第83号
社会教育課公用車の事故に係る
損害賠償の額を定め、和解することについて
令和4年第4回
西海市議会定例会会議録 (第4号)
招集年月日 令和4年12月2日招集の場所
西海市議会議場開会(開議) 12月9日 午前10時00分 宣告(第8日)応(不応)招
議員及び出席並びに
欠席議員(
凡例) ◯出席 ▲欠席 ×不
応招 ▲◯公務欠席 1
片山智弘 ◯ 10
杉山誠治 ◯ 2
渕瀬栄子 ◯ 11
小嶋俊樹 ◯ 3
西川勝則 ◯ 12
平野直幸 ◯ 4
荒木吉登 ◯ 13
渡辺督郎 ◯ 5
永田良一 ◯ 14
戸浦善彦 ◯ 6
平井満洋 ◯ 15
佐嘉田敏雄 ◯ 7 打田 清
◯ 16
浅田直幸 ◯ 8
田川正毅 ◯ 17
朝長隆洋 ◯ 9 百
岳一彦 ◯ 18
宮本一昭 ◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の
職氏名 市長 杉澤泰彦 統括総合支所長 植田智子 副
市長 松川久和 財務課長 長井慶太 検査指導担当理事 太
田尾孝則 農林緑推進課長 高見 司
総務部長 下田昭博 教育長 渡邊久範 総務部次長 岸下輝信 教育次長 山口英文 さいかい力創造部長 村野幸喜 さいかい力創造部次長 山口 潤
市民環境部長 今村史朗 保健福祉部長 平尾満明 西海ブランド振興部長 辻野秀樹 西海ブランド振興部次長 瀬川初浩
建設部長 太田 勇
水道部長 宮本 守職務のため出席した者の
職氏名 書記
岩永志保 書記
門崎直人 午前10時00分 開議
○
議長(宮本一昭) 皆さんおはようございます。ただいまの
出席議員数は17人です。定足数に達していますので、これから本日の
会議を開きます。 本日の
議事日程はお手元に配付のとおりです。 なお、1番、
片山智弘議員から本日の
会議を遅参する旨の報告があっておりますので、報告します。
△
日程第1
議案第62号から
日程第19
議案第80号までの19
議案一括上程
○
議長(宮本一昭)
日程第1、
議案第62号「
西海市職員の
定年等に関する
条例等の一部を改正する
条例の
制定について」から、
日程第19、
議案第80号「
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について」までの19
議案を
一括議題とします。 これから
質疑を行います。
質疑の通告がありますので、発言を許可します。 通告のある
議案第80号「
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について」に対する
質疑を行います。 初めに、6番、
平井満洋議員の発言を許可します。6番、
平井満洋議員。
◆6番(
平井満洋)
議案第80号ですね。
内容としましては、
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起についてということでございます。 前回も似たような
議案があって、それは私なりに納得していて、市の言っていることも当然だというふうに理解して賛同した記憶がございますが、それはその後どうなっているのかは分かりません。 今回この
議案第80号については、そもそも平成28年に
市有財産の
使用貸借の
契約書及び
協定書等を結んでいるわけです。そういった流れの中で、実際この
議案に対して、私は今出すような
議案ではないと思ってここで
質疑をするわけです。 まず、平成28年に交わされた
長崎オランダ村と
西海市の
契約書及び
協定書に対し、
オランダ村側が違反するようなことがあったのか、お伺いします。また、
当該契約書及び
協定書に違反していると思われるのは
西海市のほうだと私は考えますが、
市長の考えをお伺いします。
○
議長(宮本一昭)
答弁を求めます。
杉澤市長。
◎
市長(
杉澤泰彦)
平井議員の
議案第80号についての
質疑にお答えいたします。 まず、1点目の
オランダ村
株式会社と本市が締結した
契約書及び
協定書について、同社に違反があったのかとの
お尋ねですが、本市が本年1月6日付けの文書及び同年9月9日付けの文書で同社に通知したのは、
契約書第18条に基づく
契約の当然終了と第16条に基づく解約の
申入れであり、同社に
契約違反があったことをもって
契約を解除したというものではありません。その上で、
オランダ村
株式会社に
契約書及び
協定書に違反する行為があったか否かにつきましては、今後、司法の判断をいただくことになるため、
現時点で詳細な説明を行うことは控えさせていただきたいと思います。ご理解を賜りますよう
お願い申し上げます。 次に、2点目の
当該契約書及び
協定書に違反したのは
西海市のほうだと考えるがとのことですが、
西海市に
契約書及び
協定書に違反する行為があったとは考えておりません。 なお、これまで
平井議員からご指摘をいただいております
当該契約書及び
協定書に規定している本市の
修繕義務という部分につきましても、本年1月6日付けの文書で同社に通知しておりますとおり、本市はこれまで、
長崎オランダ村施設の
運営状況を勘案した上で、これ以上、多額の公金を支出することは
経済的合理性を欠き、
市民の理解を得ることは到底困難であるということから、本
契約の定めに従い、
当該契約の当然終了と解約の
申入れを行ったものであり、本市に
修繕義務の不履行といった違反を生じさせるものではありません。 以上、
答弁といたします。
○
議長(宮本一昭) 6番、
平井満洋議員。
◆6番(
平井満洋) この
議案が出されている中で、今の
答弁の中で、詳細な
内容については控えるというふうになっとるわけですけれども、
西海市は
現時点で訴訟というか、
オランダ村側から受けられているというふうに情報的にいただいておりますし、
市長は
全員協議会の中では、直接まだ来ていないとかという、訴訟されていないとかいう旨の発言をされておりました。それをやったのでこういうことをやり返すというか、意味は分からんですけど、我々
議会を巻き込んで、この
議案を通さんことには訴訟はされないという
内容でしたよね。そういうことをする前に、
西海市としてするべきことがあるんじゃないかと。 1月6日に送付した
内容についても、
オランダ村としては納得していないんじゃないかと。納得していない文書を送りつけて、それで私
たちは正当にやっているんだということを言い張っていますけれども、そういう問題ですかね、これは。その手前に、
市長として、平成28年に締結された
契約及び
協定書等について、前
市長から引き継いでやってきとるわけですよ。その中に、
オランダ村の流れというのは、私も当初は知りませんけれども、平成29年から
議員にも上げていただいてずっと見聞したところ、社長がころころ変わってきたというのは、私も記憶にございます。 その中で、どちらかというと私は
オランダ村に対する態度は批判でした、何もやっていないじゃないかということで。しかしながら、その後に入ってこられた
笹原社長に替わった頃から、
笹原社長は今までの負債等々も全部背負って、全部支払って、元の平成28年の
契約どおりに実行すべく行ってきておったわけですよね、いろんな資金を投じて。その手前までの
社長たちのやったことは全部かぶって自分がやってきたという中で、
西海市とともにやっていこう、
西海市のためにやっていこうと。当然、平成27年当時説明があった
オランダ村の今後の方針ですか、そういったのを
西海市が認めた。
議会も認めて4億円を投じたという経過があったり、
無償締結は
議会を介していないというふうに聞いていますけれども、全協の説明であったと。その際に
杉澤市長も
議員としていたわけです。そういった中で、認めてきて10年間無償でやりますよということが、最近の私のずっと受けておるところは、今回の調査が昨年の5月から始まって、多額の資金がかかると、5億円以上もかかるんだよと。
答弁の中で、これが1,000万円ぐらいだったらという
答弁もちょっと聞きましたけれども、そういう問題じゃなくて、
締結どおりに、
協定書どおりにやらないといけないんじゃないかというのが私の腹で、
オランダ村としても、やることはやっているんだと。 それで、今回のこの
議案について
市長サイドの一方的な言い方で
議会に経過を知らせて、1月にやって、9月に出ていないから8箇月過ぎているので、今回こういった訴訟をするということを
市長サイドで決めているだけであって、それを
議会に諮られても、
議会はその相談というのは全く受けていないじゃないですか、私
たちは。
オランダ村の話も聞いていない。ただ、
市長サイドの説明を聞いてこの
議案を諮ってくれというのはちょっとおかしいんじゃないかと思うんですが、
市長はどう思いますか。
○
議長(宮本一昭)
杉澤市長。
◎
市長(
杉澤泰彦) まず、ここに至るまでの中で、昨年12月の
全員協議会でも、こういう方針でいくということは
皆様方にもお伝えしております。 そういう中で、
オランダ村に非があるのかということはこの
契約の中の第17条に書いてあることでありまして、これは、
相手方に著しい非があるときは解除できるという形になっているんですね。この条項でいくんじゃなくて、これはそういうふうに思っていませんので。ただ、今回の第18条、当然終了ですよね。それと、もう一つは期間内の解約ということでこちらは主張していくわけでございますが、第18条については
天災地変、そしてまた双方の責めに帰すことができない理由によって、その本建物の全部又は一部が損失又は棄損、そういうときには本
契約を当然終了するものとできるということがあります。また、本物件の使用が不可能になるというところもあります。それで、これはこの条項に適するんじゃないかということが一つですよね。 それでなくても第16条の8箇月の
予告期間をもって
相手方に書面による解約の
申込みをすることができ、この場合、
予告期間の満了となると同時に本
契約は終了すると、この条項で今回私
たちは主張しているわけであります。 まず、この条項の中にはただし書がちゃんとあります。
西海市が解約の
申入れをすることができるのは、正当な事由があるときというふうになっています。今回その正当な事由というのは何かと、こちらは正当な事由だと思っております。というのは、
使用貸借契約の中で、
修繕義務というのが当然この
契約の中にあるんですが、ただ、これについても第16条の中で、これ以上多額の
交付金を支出するということは経済的な
合理性を欠くと思っております。そういう中でこちらの主張をやっているわけでありまして、
オランダ村側としては、この第16条、第18条は該当しないということで完全に
平行線になっているわけですよね。そういう中で双方のことを主張するには、こちらもこれで訴えの提起をするしかないと、そうしなければならないというような状況でありますので、
平井議員が言われているのは、何で
向こうに非がないのにというようなことを言われていると思うんですが、それは、第17条のほうでこちらは主張しているんじゃないということですね。こちらの考え方で、当然これは解約ができる事態じゃないかというような判断でありますので、そういうところをご理解いただきたいというふうに思っております。
○
議長(宮本一昭) 6番、
平井満洋議員。3回目です。
◆6番(
平井満洋)
答弁の漏れといいますかですね--ということは、俺が理解しないといけないのかなと思うんですけど、
オランダ村は納得しているんですかというふうにさっき聞いたんです。1月6日に送付した
内容について、
オランダ村が承知しているんですか。そこを言っていますけど、その
答弁が漏れていると思うんですけど。
平行線ということが答えだったのか、その辺りが答えになっていないと思いますので、いま一度、先ほどの
答弁を求めます。
○
議長(宮本一昭)
杉澤市長。
◎
市長(
杉澤泰彦) これは解約の
申入れをしてから、何度も面会をこちらは要求しております。それに応じていただけなかったというのが事実でありまして、その中で3月28日に私と会いました。そしてやっぱりそれは納得できないと。でも、
西海市もこれでいくから、いかなければ
市民も納得できないというようなことをお伝えいたしました。そしてその中で、営業の補償というのは当然出てくるからというような、そこまでの話もしております。 そういう中から今度、次は6月に副
市長とまた詰めた話をしていますけれども、その中でも
平行線だったということです。それから
相手側のほうから返事がないまま、そしてまた、こちらも何度も面会を要求しているんですけれども、なかなかそれも応じていただけなかったというようなことがございます。 だから、そういう中で納得していない、納得しようがないというような状況になったのではないかなというふうに思っております。こちらは1月6日にそういう
申入れをしてきている。先方の弁護士さんからは、これは納得できないというような中で、結局何か
和解案がないかなということで今回、本来ならばここで
裁判所に仲裁をしていただく
議案を上程する状況にありましたけれども、先方のほうから訴訟を起こされたというのが順序であります。そうなれば、これで話し合う余地がないということになりますので、そういう中で、こういう形でやらざるを得ないというようなことでありますので、そこはご理解いただきたいというふうに思っております。
○
議長(宮本一昭) 松川副
市長。
◎副
市長(
松川久和) 私のほうからも補足をさせていただきます。 私は、6月24日に
笠原社長と面談をいたしました。今年の6月24日です。そのときのお話としましては、前回の
市長の面談からも引き続きまして、何らかの補償ということも考えなきゃいけないだろうという、これは当然
議会にもお諮りしなきゃいけないことでありますので、私どもとしては
オランダ村側のほうに、そういう請求なり、そういったものの数字をお示しいただけないかというお話をいたしました。ところが、
笠原社長からは、それは市から提示してほしいと言われまして、それは私
たちが何の根拠もなく提示というのは難しいので、であるならば、直近の
決算資料をいただいておりませんので--これは本来は
契約を結ぶ時に
提出義務があるわけですけど、それを出していただきたい。そうしたものの中で、私どもとしても何らかの積算をして、これぐらいじゃないかというものが積算できるんじゃないかということで、その
資料の提出を
お願いいたしました。当初、その面談の中では出しますということでありましたが、最後のほうになりまして、やっぱりちょっと出せないかなというようなお話もありました。しかし、私どもとしてはそれを
議会にも説明する責任があるので、それがないと困るということで、その後もずっと
お願いをしてきたというのが事実であります。 そうした中、再三、文書でも提出の
お願いをしてきたわけですが、提出いただけなかったものですから、これは先ほど
市長が申し上げましたとおり、
裁判所に調停の
申立てをしないとなかなか難しいかなということでその準備をいたしておりました。そうした矢先に今回の提訴が行われるという報道がなされております。 ちなみに、今日現在、訴状は市のほうにはまだ届いていないような状況でございます。 以上でございます。
○
議長(宮本一昭)
平井議員の本件に関する
質疑は3回目になりますけれども、先ほどの
質疑は
答弁漏れということで、
会議規則にのっとって、今回の発言を許可します。6番、
平井満洋議員。
◆6番(
平井満洋) であれば、先ほどの
答弁の
内容としましては、
オランダ村は承知していないという理解でよろしいということで私は承っておきます、話合いがつかないということですから。 そういった中で、訴状が来ました、提訴されました。11月7日だったですかね。そうしたときに今回のこの
議案が出てきているんですけど、まず、その訴訟を受けて、そこを片づけてからこういった
議案が出てくるのが筋じゃないかと私は思うんですよ。なぜ並行してくるのかと。 だから、先ほどの問いのときも言いましたけど、
市サイドと
オランダ村
サイドで話をしているのに、
内容がよく分からん
議会に諮られたって、そちらの説明だけで、片一方だけの説明でやるのは公平じゃない。相手の言い前をちゃんとここで聞かんと、公平じゃないじゃないですか。それを、相手の言い分は知らんのに、仮に、こういうことなんですよと、こういう時系列なんですよと全協で説明を受けて、今回、
議案第80号で
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起についてを
議案として上げますよと言われても、判断のしようがないじゃないですか、そちらの言うことを信じるだけで。これはもし間違いがどこかあった場合に、我々
議会もやられるんですよ。何で相手のことも知らんのに
議会にそれを諮ったのかと。そういうものじゃないと思うんですよね。じゃ、なぜ平成28年にそういった
契約を結ばれたのか。それも
議会で決めた手前の4億円とか、そういった議決があって決めた、それが実にならなかったと。これは、私は今の時期にこの
議案第80号、将来的に出すなとは言いませんよ。確たるもので、
西海市は正しくやってきたんだと。それで本当に訴えたいというのだったら、
議会よと、私
たちが
向こうから訴えられたけどちゃんと返したと。今回我々としては、去る1月6日に出している
内容について、8箇月以上猶予を出したけれども、出ていかないと。ぜひ、俺
たちの意見、議決いただいて、訴えさせてくれというのが筋だと思うんですよ。だから、今回のこの
議案第80号については、この時期じゃないというのが私の意見なんですよね。
市長、もしここでよかったら--私が諮る
委員会じゃないので、私は
総括質疑でやっていますので、後々、
産業建設常任委員会でやるんでしょうけれども、もう一回そのことについて、この時期じゃないと思うんですが、
市長の考えをお伺いします。
○
議長(宮本一昭) 松川副
市長。 (「副
市長じゃない、
市長に……」の声あり)
◎副
市長(
松川久和) まず、私が
答弁して、もし足らざれば
市長に
お願いしたいと思います。 相手が納得していなかったかどうかというそこの1点もございますが、1点は、6月に私がお会いしたときに、補償の話になったわけです。ということは、私は一定この解約に応じるという姿勢が一時期はあったというふうに理解しております。だからこそ、金額の提示を当時の
笠原社長が求めたんじゃないかと思います。 それで、私どもとしてもそこは円満な解決のために何らかの
根拠資料を持って、当然、
議会、
市民の皆様にもご理解いただけるような
資料を持って金額を提示する準備をしなきゃいけないというふうに思っておりました。しかし、その
資料を頂けない状況が続いている中であって今回の提訴という報道がなされました。訴状の
内容につきましては正式にまだ頂いておりませんが、
議長を通じて
資料を頂きましたのでその
内容を読みますと、この根本的な
契約の
在り方自体を問うような
内容でございました。となりますと、私どもとしても、この我々が結んでいる
契約、それから第16条、第18条による主張、市としての主張をしっかりと、相手の土俵ではなくて我々の土俵でもちゃんと主張していかなければいけない、そういうふうな判断に至りまして今回
議案の提出をさせていただいた次第でございますので、どうかご理解のほどを
お願いしたいと思います。
○
議長(宮本一昭)
杉澤市長。
◎
市長(
杉澤泰彦) 本当に分かっていただきたいのは、こちらもできるだけの交渉の努力をやってきたということだけは理解していただきたいと思っております。これは、こちらが一方的にやっているのではないということは、それだけははっきりと申し上げたいというふうに思っております。
○
議長(宮本一昭) 以上で
平井満洋議員の
質疑を終わります。 次に、2番、
渕瀬栄子議員の発言を許可します。2番、
渕瀬栄子議員。
◆2番(
渕瀬栄子)
議案第80号について、市に訴状は届いていないと伺っているものの、今の
質疑の中でも、本日に至っても届いていないということであります。
長崎オランダ村株式会社から提訴などをされており、
議会には
令和4年11月28日に開かれました
全員協議会において、この
提訴等への対応について一定の経過と
対応方針が示されてはいますが、
市民からは心配する声などが寄せられており、
建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について、
記者会見を開くなどして
市長から
市民に発信する必要があるのではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。
○
議長(宮本一昭)
答弁を求めます。
杉澤市長。
◎
市長(
杉澤泰彦)
渕瀬議員の
議案第80号についての
質疑にお答えいたします。
長崎オランダ村に関する件につきまして、
市民からご心配の声があり、
記者会見を開くなどして
市長から
市民に発信する必要があるのではないかとの
お尋ねですが、これまで本市は、
長崎オランダ村株式会社に対しまして
協議の場での解決を求め、そのために、
決算資料等、
協議に必要な
資料の提出を求めてまいりました。
相手方につきましては一貫してこれに応じていただけず、やむなく
裁判所に調停を
申立て、その過程での
協議による解決を模索することとし、今
議会に係る
議案の提出を予定しておりましたが、去る11月7日に、同社の代理人弁護士による
記者会見が行われ、同社から訴訟を提起し、また、私を刑事告訴する等のお考えが表明されたことを受け、もはや訴訟外での
協議による解決の道は閉ざされました。 この事態を受けまして、本市といたしましても、ただ
相手方の主張を受けるだけでなく、根本的な解決のためにしっかりとこちらの主張も行っていくべきと判断し、本
議案の可決を経て、建物明渡等請求訴訟を提起することとした次第でございます。 このたび、
市民の皆様に多大なご心配をおかけしていることにつきましては、大変申し訳なく思っております。その上で、
記者会見を開くなどして
市長から
市民に発信する必要があるのではないかとのご意見につきましては、当然ながら
市民への説明責任を果たしていくという意味で、その趣旨はご理解申し上げるところでありますが、もはや司法の場での判断をいただかざるを得ない状況になった今、対外的に詳細をご説明するのは控えるべきだと考えておりますし、
市民の皆様におかれましても、このような状況では、もはや訴訟を通じた解決を見るまでは、真にご心配なお気持ちを払拭するには至らないものと考えております。 したがいまして、本
議案の提出に当たりましては、
市民の代表であります
議員の
皆様方に対し、これまでの経緯や可能な範囲での市の考えを説明させていただくことで
市民の皆様のご理解を賜りたいと考えておりますので、
現時点では、
記者会見等を行う考えはございません。 以上で
答弁といたします。
○
議長(宮本一昭) 2番、
渕瀬栄子議員。
◆2番(
渕瀬栄子)
現時点では
記者会見などを行うつもりはないということでありました。しかし、今日、
議案第80号が提案されて、この場で先ほど同僚
議員が
総括質疑をされ、私も
総括質疑で通告させていただいて今やっておりますけれども、先ほどの同僚
議員の
質疑に対しての
答弁の中にもありましたけれども、市側は一方的ではないんだ、そういう旨もやはり
市民に伝えるという機会があってしかるべきではなかったかというふうに私は思っております。
長崎オランダ村株式会社の代理人弁護士による
記者会見があり、新聞、テレビなどで報道されたことにより、
市民からも心配の声が寄せられているわけですけれども、私は、まず
市民へ向けてのコメントが市側から発せられ、市側に訴状が届いた時点で、その
内容について
議会側に示され、対応についての説明、
協議がなされるものと思っておりました。ところが、
長崎オランダ村株式会社の代表取締役から、
議員に周知してほしいとの依頼により、
資料として私ども
議員に届くという異例な形となっております。先ほどの同僚
議員の
質疑の中でも、本日に至っても訴状は届いていないということでありました。 それで、私としてもこの
議案第80号が提案された後に一定の経過と
対応方針について
全員協議会で説明されるということで、非常に困惑している状況です。この施設等は、10年間無償とする
使用貸借契約を結んだこと、運営会社代表取締役が度々変わるなど、運営が順調に推移したとは言い難い状況にあり、
市民からは厳しい意見が寄せられたこともあるだけに、訴えの提起をする事態になったことについて、
市民への発信は必要であったかと思いますし、また、訴状が本日まで届いていない中での対応で、これでいいのかどうかということが熟慮をされる
議案となってしまったというふうに思うんですが、その点について
答弁を伺っておきたいと思います。
○
議長(宮本一昭)
杉澤市長。
◎
市長(
杉澤泰彦) ここで
渕瀬議員が言われているのは
記者会見などという形になっていますね。これに対する
西海市の考え方というのは、
市民のほうにも示さなくてはいけないというふうに思っております。早速、市側の正式なコメントとして、これはウェブサイトとか何かに掲載するというような形ではやっていかなければならないのかなというふうに思っております。
○
議長(宮本一昭) 下田
総務部長。
◎
総務部長(
下田昭博)
答弁漏れがございましたので、補足いたします。 いまだ訴状が届いていない中でというところの部分でありますが、先ほど
平井議員さんのご
質疑の中でもありましたが、応訴する場合は、第96条1項12号の適用はありません、訴状が届いて応訴するだけであればですね。 先ほどから
市長が申しておりますとおり、根本的な解決のためにこちらの主張もする、提訴もするということでありますから
議案が必要ということになるんですが、それは先方の訴状の
内容にかかわらず、こちらは
使用貸借契約に基づいて建物の明渡を求めるということ。
議員さんに既に配られておりますとおり、
相手方の訴状を見ますと、
使用貸借契約に基づくものではなくて業務委託
契約というようなロジックで訴えを起こしているということであります。全く違うわけでありますから、こちらの主張もしっかりとやっていくということで提訴も行うということであります。 提訴の時期については、この
議案の議決をいただいて同時にということでは当然ありませんので、議決をいただいた後に、提訴の時期は後もって決まると。それが訴状の届いた後か前かはまだ分かりませんけれども、後で決まるということであります。 なお、訴訟が1箇月近く届いておりませんけれども、これについては代理人弁護士の所在地が遠方であるとか、それによって初回の弁論期日の調整が難しい面もありますし、訴状の
内容について
裁判所から補正がかかる場合もありますので、これぐらいの期間を要することは特に珍しいことではないということで弁護士にも確認しているところでございます。 以上です。
○
議長(宮本一昭) 以上で
渕瀬栄子議員の
質疑を終わります。 これで、
議案第80号の
質疑を終わります。 これで、
議案第62号から
議案第80号までの
質疑を終わります。 これから、自由討議を行います。通告のあった
議案の
質疑に関して自由討議はありませんか。 (「なし」の声あり) これで、自由討議を終わります。 ただいま議題となっております
議案第62号から
議案第80号までの19
議案は、お手元に配付した
議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任
委員会に付託します。
△
日程第20
議案第81号から
日程第22
議案第83号までの3
議案一括上程
○
議長(宮本一昭)
日程第20、
議案第81号「
工事請負契約の締結について(
下岳地区地すべり災害復旧工事)」から
日程第22、
議案第83号「
社会教育課公用車の事故に係る
損害賠償の額を定め、和解することについて」までの3
議案を
一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。
杉澤市長。
◎
市長(
杉澤泰彦) 〔登壇〕ただいま上程いただきました
議案第81号から
議案第83号までの3
議案について、一括して提案理由のご説明を申し上げます。
議案第81号「
工事請負契約の締結について(
下岳地区地すべり災害復旧工事)」は、昨年8月の豪雨により発生した西彼町下岳地区の地滑り災害について、地滑り性変動を抑止し、農地及び農業用施設の保全を図るため、災害復旧工事を施工しようとするものです。 工事の
内容は、地滑り性変動を抑止するため、抑止杭工、集排水ボーリング工及び集水井工を行うとともに、崩壊した耕作道の復旧を行うもので、
西海市
議会の議決に付すべき
契約及び財産の取得又は処分に関する
条例の規定に基づき、
議会の議決を求めるものです。
議案第82号「
令和4年度
西海市
一般会計補正予算(第8号)」は、既存の予算に450万円を追加し、歳入歳出予算の総額を242億1,792万6,000円とするものです。 補正の
内容は、弁護士委託料として、
長崎オランダ村関連の訴訟に係る弁護士報酬などを計上しております。 なお、財源につきましては財政調整基金繰入金の増額で調整しております。
議案第83号「
社会教育課公用車の事故に係る
損害賠償の額を定め、和解することについて」は、西彼町喰場郷、西彼総合支所前の国道206号線上で発生した車両事故に関し、
損害賠償の額を定め和解することについて、地方自治法の規定により
議会の議決を求めるものです。 本件は、本年9月26日に西彼総合支所前の国道206線で、西彼教育文化センターに勤務する会計年度任用職員が西彼総合支所から大串方面へ右折し進入した際に、その左側後部が長崎市方面から走行してきた
相手方車両の右側前部に接触、同部分を破損させたものです。 以上で、
議案第81号から
議案第83号までの3
議案についての提案理由のご説明を終わります。よろしくご審議のほど
お願いいたします。
○
議長(宮本一昭) 提案理由の説明が終わりました。これから、
議案ごとに
質疑を行います。 初めに、
議案第81号「
工事請負契約の締結について(
下岳地区地すべり災害復旧工事)」の
質疑を行います。
質疑はありませんか。 (「なし」の声あり) これで、
議案第81号の
質疑を終わります。 次に、
議案第82号「
令和4年度
西海市
一般会計補正予算(第8号)」の
質疑を行います。
質疑ありませんか。6番、
平井満洋議員。
◆6番(
平井満洋) この件は
議案第80号と関連してくる費用だと思っております。当然、
議案第80号自体が、私も先ほど
質疑させていただいたように納得できるものじゃないということなので、この件について450万円という金を出していますけれども、この件について私は--これは討論になるのか。
質疑になるのかな。 (「
質疑」の声あり)
質疑だから、何て言い方すればいいとかな。 (「
内容について」の声あり)
内容ですね。ありがとうございます。 この450万円の
内容について詳しくお知らせいただけますか。
○
議長(宮本一昭) 下田
総務部長。
◎
総務部長(
下田昭博) 400万円につきましては着手金というやつです。訴訟に対応するときの着手金400万円と消費税40万円。あと、費用を預けるんですけれども、通信料とか、旅費とかですね。それを10万円預けます。それは後ほど精算をされるものでありますけれども、合わせて450万円ということになっております。 これについては、昔は日弁連の報酬基準というので統一してあったんですけれども、今は弁護士事務所ごとに報酬の基準を定めております。その基準より大分、半分以下ぐらいの額で交渉をさせていただいて、請けていただいておるという額であります。 以上です。
○
議長(宮本一昭) ほかにありませんか。2番、
渕瀬栄子議員。
◆2番(
渕瀬栄子) 弁護士の委託料として450万円計上されておりまして、今着手金などを含めての予算が400万円ということで説明をいただいたわけなんですが、訴えられている裁判と、今回、
議案第80号で訴えを提起するということがあるわけなんですけど、この2件分に係る分の450万円という計上なのかどうなのかを
お尋ねしておきたいと思います。
○
議長(宮本一昭) 下田
総務部長。
◎
総務部長(
下田昭博) ご指摘のとおり、応訴の分と、こちらから提訴をする分。応訴については
答弁書を書きます。こちらとしては訴状を書きます。この2つ分を合わせて400万円ということであります。 ちなみに、CASジャパンの平成18年の訴訟のときの着手金も400万円だったわけですけれども、このときは応訴のみで着手金400万円だったんですけれども、今回は両方合わせて400万円で請けていただいたということであります。
○
議長(宮本一昭) 2番、
渕瀬栄子議員。
◆2番(
渕瀬栄子) 弁護士委託料のここに含まれているのは着手金だけですかね。裁判を続けていくに当たっては、最初に着手金を払って、あと、裁判にかかる間に、旅費とかその他の費用を出し、そして、裁判が終わったら今度は成功報酬というか、そういう形で、ほぼ何か着手金と同額のものを払わなければならなくなるし、裁判によって負けたならば
相手方の分も払わなきゃいけないということになるんですが、着手金だけということなのか。すみません、私が聞き漏らしたのかもしれないですが、もう一度確認をさせていただきたいと思います。
○
議長(宮本一昭) 下田
総務部長。
◎
総務部長(
下田昭博) 着手金だけでありまして、成功報酬は、一般に同額から2倍ぐらいの額になります。それについては当然、成功の度合いによって変わってきますので、訴訟が終わった後に計算されるということになります。 また、
相手方の費用の負担というところですけれども、
相手方の弁護士費用を負担する義務というのはないですね。訴訟費用、印紙代とか、僅かな額ですけれども。もし訴訟で敗訴すれば、それが請求
内容に含まれていれば負けたほうが負担するということになります。
○
議長(宮本一昭) 8番、
田川正毅議員。
◆8番(
田川正毅) 同僚
議員の質問と極めて近いんですけれども、応訴という裁判と訴える裁判、着手金で400万円、今後この2つの裁判を行った上で多額の費用が発生してくるんじゃないかなと、1つの裁判に限らず2つとなるとですね。やはりそれについての十分な説明がないと、これは財源を伴うものですから、丁寧な説明が必要ではないかなと。これは、当然
内容については予算決算常任
委員会で話をすべきだと思いますので、その点についてのご準備のほどをよろしく
お願いします。 それと、
議案第80号の
総括質疑が先ほどもございましたけれども、これは最初から提案された
議案でしたね。であれば、当然、追加
議案の
議案第82号は、そのとき出せたんじゃないかなと私は素朴に思うんですけれども、その点についてどういった事情なのか、説明を
お願いします。
○
議長(宮本一昭)
答弁を求めます。下田
総務部長。
◎
総務部長(
下田昭博) 応訴とこちらからの訴状の仕事、合わせて400万円というご説明しましたけれども、もう少し。11月7日に
記者会見が開かれて、そこでは今週中に訴状を出すよという話があったかと思います。結果的に11月15日付けの写しが
議員さん方にも配付されているということで、それが同じような時期に、11月の中旬、11月の月内ぐらいに到達すれば予備費の充用などもご相談したり、専決のご相談をしたりということもあり得たかもしれませんけれども、訴状が到達するのを待っておる間に会期が近づいてきて、会期中の予備費の充用というのは普通は考えられませんし、専決というのも考えられませんので、補正予算案として上程をしていただいて、審議をいただくということになったわけであります。
○
議長(宮本一昭) 8番、
田川正毅議員。
◆8番(
田川正毅) いや、
議案を提出するときに、もう既にこの予算が要ると分かっているわけでしょう、その話なんですよ。
○
議長(宮本一昭) 下田
総務部長。
◎
総務部長(
下田昭博) この
議案にだけの予算ではありませんので。先ほどから申し上げているとおり応訴に関するものも含まれておりますので、先に訴状が届きましたら、その仕事がまず発生しますので、そのための予算措置というのは、もし
議会が開かれていなければ予備費の充用や専決を考えなければいけない。それがまだ届いておりませんので、
議会のほうに補正予算として上程をいただいて、審議をいただくこととしたということであります。
○
議長(宮本一昭) 8番、
田川正毅議員。
◆8番(
田川正毅) ありがとうございます。訴状が届いていないと、これは私は全協のときもそういう質問をしたわけですけれども、いつ届くか分からない。実際、関係機関に問合せたところ、訴状が届いた、あるいは受理するというのは、絶対言えないということも確認しております。 改めてお話ししたいと思うんですけど、先ほど
裁判所の訂正等があって届いていないんじゃないかという下田部長の話がありましたけれども、現実には、それを十分見てから予算化、あるいは
議案を出すべきじゃないかなというのが素朴な疑問です。簡単な質問ですので、
市長この点についてご
答弁を
お願いします。
○
議長(宮本一昭) 下田
総務部長。
◎
総務部長(
下田昭博) 11月7日の
記者会見で今週中に出す、11月15日という日付が入った訴状の写しが
議員さんに配付されているというところで、これが本当は出さないんじゃないかとか、実際出てこないんじゃないかということを考えるのはなかなか難しいかなというふうに私は思っています。 その上で、訴状が先になるのか後になるのかというのはまだ分かりませんので、この
議案の議決をまず会期中にいただいて、提訴する場合には
議会の同意の下に提訴をするという準備が必要かというふうに思います。
○
議長(宮本一昭) 6番、
平井満洋議員。
◆6番(
平井満洋) 先ほどはすみませんでした。何か
質疑の
内容がおかしかったような気がするんですけど、
内容ということで、それはそれで受け取ってもらって。 今、下田
総務部長も答えていただいた応訴という問題の中で、今回応訴するということは訴状が届いていないけれども、
内容的には大体理解しているんだと思うんですよね。ただ、訴状が届いていないということを市側はおっしゃっているだけであって、
内容は私
たちに知らしめたようになっています。 そこの中で、市が訴えられた部分と
杉澤市長本人が訴えられた部分というのがあったんじゃないかと思うんですけど、その辺りはどのように承っていますか。もし、
杉澤市長本人に、個人的な訴訟が何かあったような気がするんですけど、私の勘違いだったらそれは--市が訴えられているんだったらここの中に入ってくるのかなと思うんですけどね。その辺りの確認だけ。 (発言する者あり) いや、いろいろ言わなくていい、ほかのもんは。 (発言する者あり) 黙っとけ。 (発言する者あり)
○
議長(宮本一昭)
杉澤市長。
◎
市長(
杉澤泰彦) 私のほうに来ているのは結局、刑事告訴なんですよね。それで、
裁判所というよりも警察のほうでありますので、これとは別だということでご理解いただきたいというふうに思います。
○
議長(宮本一昭) これで、
議案第82号の
質疑を終わります。 これから、自由討議を行います。ただいまの
質疑に関して、討議はありませんか。 (「なし」の声あり) これで、自由討議を終わります。 次に、
議案第83号「
社会教育課公用車の事故に係る
損害賠償の額を定め、和解することについて」の
質疑を行います。
質疑はありませんか。6番、
平井満洋議員。
◆6番(
平井満洋) 事故の
内容を読ませてもらいました。そうした場合に、
西海市の公用車にはドライブレコーダー等をつけるということだったんですけど、この車にはドライブレコーダーは装着されていなかったんですか。
○
議長(宮本一昭) 山口
教育次長。
◎
教育次長(
山口英文) 公用車にはドライブレコーダーがついております。確認して、保管をしているというところでございます。 以上です。
○
議長(宮本一昭) 2番、
渕瀬栄子議員。
◆2番(
渕瀬栄子) この事故が発生した場所については、私の記憶では、同僚
議員が一般質問で対策を求めた場所ではなかったかというふうに思っております。その
議員の方から
質疑が出るかなと思ったんですけど、出なかったので手を挙げました。 一般質問があろうがなかろうが対策が必要だということもありますけれども、一般質問で指摘されていた場所で、そこの対応がすぐされていたならばということを私は思うんですが、その辺の事実関係を確認させていただきたいと思うんですが。
○
議長(宮本一昭) 山口
教育次長。
◎
教育次長(
山口英文) 前回、10月14日の臨時会のほうで別の案件、このときは報告
議案でございましたけれども、そのときにご意見をいただいたところです。今回の
議案に上げている事故の発生は9月26日で、その時点で事故が発生していたという状況でございます。そのときは
相手方との示談等の
協議が整っていない状況でして、詳細を公にすることは難しいと判断しまして、10月14日にいただいたご意見につきましては各課長のほうから訓示といいますか、そういった形での職員への通知、それからインフォメーションにおける通知等を行って対応しているところですが、今後も対応していきたいというふうに考えております。 以上です。
○
議長(宮本一昭) 植田
統括総合支所長。
◎
統括総合支所長(
植田智子) 補足して説明をいたします。 以前、この入り口についてはほかの
議員の方からご指摘をいただきまして、県のほうにもご相談をしたんですけれども、やはりなかなか工事のほうは厳しい、大がかりな工事になるというのと、やっぱり方策が難しいというご意見をいただきました。そしてまた、本市のほうで西彼総合支所の駐車場の入り口に、矢印で出入口の指示を支所の対策のほうで実施をしておりまして、総合支所の入り口についてはかなり整理ができたというふうに思っております。 今回の事故につきましては、実際どういったことが原因かというのがなかなか難しいところもありますけれども、今回またこういった事故があったということで、必要であれば、県のほうにもまたご相談をしていきたいというふうに思っております。
○
議長(宮本一昭) 4番、
荒木吉登議員。
◆4番(
荒木吉登) あそこの出入りは、高齢者とか、いろんな難しいところがあるんですよね。 これは、職員の方は1人だったんでしょうか。よくこういった事故が再三起きて、同僚
議員からも見張りというか、2人乗ってしっかりと確認をしてというのもありましたけれども、そういった状況は、しっかりと取れていたんでしょうか、伺います。
○
議長(宮本一昭) 山口
教育次長。
◎
教育次長(
山口英文) こちらのほうは1人で運転をしている状況でございます。 この職員は、西彼教育文化センターの会計年度任用職員でありまして、そこの職員の体制は、正職員と会計年度職員の2人ということです。ただ、2人一緒に文化センターを空かすわけにはまいりませんので、どうしても1人の場合も発生するというところでご理解いただきたいと思います。
○
議長(宮本一昭) 4番、
荒木吉登議員。
◆4番(
荒木吉登) やっぱり人身事故とか起きてしまったら大変なことになりますので、1人であればしっかりとそういった注意喚起をする、2人で行けるときは行く。これは徹底してこれから検討していただきたいというふうに思っております。よろしく
お願いします。
○
議長(宮本一昭) ほかにありませんか。 (「なし」の声あり) これで、
議案第83号の
質疑を終わります。 これから、自由討議を行います。ただいまの
質疑に関して討議はありませんか。 (「なし」の声あり) これで、自由討議を終わります。 これで、
議案第81号から
議案第83号までの
質疑を終わります。 ただいま議題となっております
議案第81号から
議案第83号までの3
議案は、お手元に配付した
議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任
委員会に付託します。 以上で、本日の
日程は全部終了しました。 次回本
会議は12月16日金曜日、午前10時から開きます。所定の時間までにご参集願います。 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。 午前10時58分 散会...